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パーマの起源と進化

こんにちは!中田です

今回はパーマの起源についてお話していきます!

【パーマの起源】
パーマの起源は、「紀元前3000年の昔、古代エジプトの貴婦人たちは、毛髪に湿った土を塗って木の枝などに巻き付け、天日で乾かし毛髪にウェーブを付けた」と、記されています。

その後、パーマが文献に登場するの1872年。フランスのパリのマルセル・グラトウという人物が考案したマルセルアイロンというもので、熱した棒に毛髪を巻き付けてウェーブを得る方法です。今の熱アイロンの原型ですが、一時的なウェーブであり、一度のシャンプーで伸びてしまいました。

一方、ドイツのチャーチル・ネッスラーは、1905年にホウ砂と加熱器具を用いたネッスルウェーブを発表しましたが、実用化されたのは1920年頃のアメリカでネッスルウェーブが急激に普及しました。

1930年頃からは、加熱器具を使わない方法が研究し始められ、1936年にはイギリスのスピークマンによって亜硫酸水素ナトリウムを用い加温(40~50℃)することでパーマのかかることが発表、このように加温方式の研究が進められる一方で、室温でパーマをかける研究も進められ、1940年頃からアメリカのマックドナウなどはチオグリコール酸を用いたパーマの研究を始め、現在の形に近いコールドパーマが出現しました。

日本では、1950年代前半からコールドパーマが徐々に普及し始め、1956年11月には化粧品として初めての国家基準である「コールドパーマネントウェーブ用剤基準」が制定され、電髪からコールドパーマへの移行が一気に進み、1960年代前半にはパーマの主役はコールドパーマに取って代わることとなりました。
その後、パーマの主役となったコールドパーマは、有効成分の追加(システイン、アセチルシステイン、過酸化水素)や加温式の追加、縮毛矯正剤(ストレートパーマ)の追加など、有効性と安全性を兼ね備えた上で、顧客の希望するヘアスタイルを実現するために進化しています!