今回はサロンワークでのデジタルパーマのスタイルです
すこしゆるいクセがありヘアカラーなどのダメージ
により毛先がおさまらずドライに見えてしまうお客様。毛量も多いので強いウ
ェーブをいれてしまうと、ボリュームが出過ぎてしまいます
ボリュームはおさえつつ、毛先を曲線にもっていき熱を加えてことによって、
おさまりとやわらかさを出していきます。
まずウェーブを付けたときに重さが出ないようににならないように
毛の重なりのズレを作り、さらに細かく毛の重なり、重さを見ながら空間を作
るカットをしていきます。カット終了後薬の塗布にはいります
薬の塗布が終わりましたら余計な部分には薬はつけないようにカールがほしい
部分におくすりをつけます。
薬の塗布もカットと同様にズレを狙った塗布になっております
その後、お薬を高濃度炭酸線で洗い流し、デジタルパーマの機器に入ります
熱を加え乾燥までもっていきます。温度設定もとても大事です
その後2液を塗布し、再び炭酸泉で流します
デジタルパーマ特徴として濡れている時と乾かした状態のウェーブギャップが
少ないというメリットがあります。
スタイリング剤(ムースやワックス)などでウェーブを固定しなくても乾かし
てそのまま形になりやすいお手入れが簡単です
このくらいの大きめのカールスタイルの場合通常のパーマでかけるよりもちの
良さウェット時とドライ時のウェーブギャップの少なさというという部分から
みてもデジタルパーマのほうがベストではないかと思います。
必要以上にお薬を髪に反応させないで、適度な熱を加えることで質感の向上
おさまりも出すことが出来ますし、ストレート(カールを付けない部分)とロ
ッドを巻いた部分とのつなぎ目が自然にだすことが出来ます。
どんなスタイルにもデジタルパーマが良いというわけでもないのですがお手入
れのしやすさ、再現性は良いパーマだとおもいます
ご来店の際にはご相談ください