ヘアカラーの仕組みについて!

こんにちは!中田です!

今回は、カラーの仕組みについて解説していきたいと思います!

初めに【髪の毛の構造について】解説します!
まず一本の髪の毛は3つの層から成り立っています。
・外側をキューティクル
・中間をコルテックス
・中心部をメデュラ
といいます。
この中で一番馴染みがあるのはキューティクルだと思います!
・キューティクルとは、髪の毛の10〜15%を占めていて、表面の保護膜のような組織で髪の内部を保護する役割をしています。
・コルテックスとは、髪の毛の90%を占めていて、髪の内部を形作っている組織です。これによってコシ、髪色、ツヤ等を出しています。
・メデュラは、髪の毛の占める割合が0〜3%ほどしかなく、潤いや弾力性を守っているといわれています。

【カラー剤について!】
美容室で使っているカラー剤のほとんどは永久染毛剤で、簡単に説明すると主に、
【1剤(酸化染料やアルカリ剤)】

【2剤(過酸化水素水)】
が混合して作られ、髪の内部(コルテックス)までしっかり染まるようになっています!主に白髪染めに使われているグレイカラーとおしゃれ染めに使われているファッションカラーで分けられます!

【カラーが染まる仕組みについて】
そしたら今回の本題、ヘアカラーが染まる仕組みについて説明していきましょう!

①カラーのお薬は、塗るとまず1剤中のアルカリ剤がキューティクルを開きます
②キューティクルが開くと髪の表面に隙間ができるので、そこにカラー剤が浸透していきます
③浸透したカラー剤はまずはじめにメラニン色素を壊します
④髪の毛の中に浸透したカラー剤は酸素と結びついて発色し、髪の毛の中でカラー剤と酸素が結びつくと発色しながら膨らんで大きくなっていきます
膨らんだカラー剤はキューティクルの隙間から抜けづらくなり、ヘアカラーが完了します。

カラーのこのような仕組みによって、皆さんの綺麗を作り出しているのです!