ヘアカラーの起源

こんにちは。中田です

今回は皆様がいつもされてるヘアカラーの起源についてお話していきます!

【ヘアカラーの起源】
今や世界的に当たり前のようにしているヘアカラー。そのヘアカラーはいつ、どのようにして生まれたのでしょうか!?

ヘアカラーは原始時代にはすでに宗教的な儀式の際に髪を装飾する行為として鬘とともに用いられていました。つまりヘアカラーのはじまりは、宗教的・呪術的な意味合いを持っていたのです!

古代エジプトでは「ヘナ」や「インディゴ」を用いて赤や青、緑など社会的地位を表すためにヘアカラーが行われていました。現在も使われているヘナは5000年以上前からあるのです!
ギリシャ時代には、金髪が知と力を象徴するものとして、ローマでは黒系の髪が好まれ、クルミのカラとニラを煮詰めたもので染めて、やはり社会的地位を表していました。
このように、この時期までのヘアカラーは宗教的な意味合い、地位や権力を表すものとして、主に【男性】が行っていたものでした。
ところが、ルネサンス期以後は女性中心の時代へと変わり、ベネチアン・ブロンドやブルネットなどの流行色も生み出しました。ブルネットにするために硫酸銀と蒸留水を混ぜた薬剤を使用するため、ひじょうに危険なものであったといいます。

今では市場に数多く出ているヘアカラー(酸化染料)は、1863年、ドイツ人のホフマンがパラ‐フェニレンジアミンという酸化染料を発見したのに続き、1833年にフランスのモネがこれをヘアカラーに用いる特許を取得して商品化したのがはじまりです!

比較的新しいヘアマニュキアはアメリカで開発されたもので、染料にはタール系色素を使用しています。これは、永久的ヘアカラー剤のジアミン系染料と違い、毛髪表面から一部内部に浸透させ染色するもので、半永久的ヘアカラー剤に分類されます。

このように現在のヘアカラーに発展し皆様の美しい髪の毛を作り出しているのです!