頭皮の老化現象 第1弾

こんにちは!中田です

今日から3日に渡って【頭皮の老化現象】について解説していきたいと思います!

【頭皮の老化現象】
頭皮は肌と同じように、『内的要因』や『外的要因』によって状態も変化していきます。
多くの人は年齢と共に、
・頭頂部の毛髪のボリュームダウン
・乾燥、赤み、フケの発生
・ベタつき、ニオイの発生
などが起こってきます。
頭皮の状態は自分で確認することが難しく、変化に気付かない人も多くいるのです。

今回は【頭頂部の毛髪のボリュームダウン】の原因とその原因について詳しく見ていきたいと思います!

【頭頂部の毛髪のボリュームダウン】
要因1)頭皮のハリの低下
要因2)頭皮の硬化
要因3)毛根部周囲の毛細血管の委縮
が原因と考えられます。

【要因1】頭皮のハリの低下とは!?
頭皮のハリを支えるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、年齢を重ねるにつれて減少します。頭皮のハリが低下すると、側面や後頭部がたるみ、頭頂部は引っ張られます。その結果、頭頂部の毛穴が広がるため、毛髪がたおれやすくなりボリュームダウンに繋がるのです。

【要因2】頭皮の硬さ
頭の上部には筋肉はなく、頭蓋骨の上に貼り付いている帽状腱膜という膜に頭皮が乗っています。帽状腱膜は前頭筋、側頭筋、後頭筋と繋がっています。これらの筋肉が委縮すると、帽状腱膜が引き伸ばされ、上部の頭皮は引っ張られることで、薄くなり硬化してしまいます。また、頭皮自体のハリや血流量が低下したり、毛髪の成長が阻害されることもあるのです。

【要因3】毛根部周囲の毛細血管の委縮
毛根部周囲には、太い毛細血管が張り巡らされています。しかし、年齢と共に女性ホルモンが減少し、毛根部周囲の毛細血管が委縮してしまうのです。この結果、毛根部への血流量が低下するため、毛髪の成長に必要な栄養が充分に行き届かなくなり、毛髪が細く、短くなり、ハリ・コシの低下に繋がっていくのです