「これからは天然のもので髪を染めたい。でも、今の明るい毛先はどうなるの?」。ヘナに興味が湧いたとき、原料のことと同じくらい気になるのが、切り替えた後の髪色ではないでしょうか。
毎日鏡で見る髪だからこそ、自然なものを選びたい気持ちも、好きな色で過ごしたい気持ちも、どちらも大切にしたいもの。BOB関内はハナヘナの匠認定店として、今の髪色やこれまでの履歴も含めたご相談をお受けしています。今回は、一般的なカラーから天然100%ヘナへの切り替えを考える方へ、予約前に知っておきたいポイントをご紹介します。
ヘナは「好きな明るさへ脱色するカラー」ではありません
ハナヘナの公式情報では、天然の植物色素で染めるヘナと、髪を明るくするヘアカラーの違いが説明されています。ヘナ自体には、黒髪を脱色して明るくする働きはありません。ヘナのオレンジ系の色素がもとの髪色に重なるため、髪質や光の当たり方によって明るく見える場合はあっても、脱色して明るさを上げるのとは別のことです。
ここを知らずに「明るいブラウンにしたいからヘナで」と選ぶと、イメージとのずれが生まれることがあります。希望するのは、今より明るい髪なのか、今の明るさを残しつつ色味を整えた髪なのか。それとも、落ち着いた髪色へ移行したいのか。まずは、この違いを言葉にしてみてください。
根元・白髪・明るい毛先では、スタートの色が違います
数か月前にカラーをした髪なら、根元には地毛が伸び、中間から毛先には以前のカラーの色が残っているかもしれません。そこに白髪も混ざっていれば、一本一本の土台の色も異なります。同じ植物色素を重ねても、全体が一度で同じ色になると考えないことが大切です。
たとえば「根元と毛先の境目が気になる」という悩みでも、全体を暗くしてでも境目を目立ちにくくしたい方と、毛先の明るさは残したい方では、目指す仕上がりが違います。今ある色を嫌なものとして消すことだけを考えるのではなく、どの部分の色は気に入っているのかも、ぜひ教えてください。
ご相談用の写真は、理想のスタイルだけでなく、今の髪を普段の明るさで撮ったものも役立ちます。強いフィルターをかけていない写真があれば、室内で気になる色や、自然光で見たときの印象も共有しやすくなります。写真だけで仕上がりを断定せず、実際の髪の状態と合わせて考えていきましょう。
ヘナとインディゴは、別の植物です
ヘナそのものの色はオレンジ系です。ブラウン系の色を考える際には、青系の色素を持つインディゴという別の植物を組み合わせる場合があります。「天然100%」という言葉だけでは、何の植物を使い、どのように染めるかまではわかりません。
これまで他店やご自宅で植物染めをした経験がある方は、ヘナだけだったのか、インディゴが入っていたのかも大切な情報になります。商品名を思い出せない場合は、袋や購入履歴の写真があればお持ちください。わからないことを無理に判断して伝える必要はありません。「詳しくはわからない」と、そのままご相談いただいて大丈夫です。
次に楽しみたい髪色のことも、先に相談を
今は落ち着いた髪色にしたくても、数か月後には明るいカラーやハイライトを楽しみたくなるかもしれません。過去の染色履歴は次のカラーを考える際にも関係するため、今後の予定があれば、ヘナへ切り替える前に共有しておくと安心です。
「来月に写真を撮る予定がある」「しばらくは同じ色で過ごしたい」「季節ごとに色を変えるのが好き」。こうした暮らしの情報も、続けやすいメニューを考える手がかりです。すぐに切り替えることだけを正解にせず、ご希望と髪の状態が合うかを確認してから選びましょう。
天然という理由だけで、肌に合うとは限りません
植物由来であっても、アレルギーや肌に合わない反応が起こる可能性はあります。これまでカラーや植物染めでかゆみ、赤み、かぶれなどが出た経験がある方は、予約時に必ずお知らせください。以前問題がなかったから今回も大丈夫、と決めつけず、施術前の確認を大切にしてください。
不安があるまま当日を迎えるより、気になることは事前に伝えていただくほうが、無理のない相談につながります。ヘナなら必ず使えると自己判断せず、状況によっては施術を見合わせることも含めて考える必要があります。
今の髪も、これからの希望も。一緒に相談してください
ご予約の前に、最後にカラーした時期、ブリーチ・黒染め・縮毛矯正の履歴、ご自宅で使った染毛料を思い出してみてください。メモにしておくと、当日すべてを覚えていなくても伝えやすくなります。毛先には以前の施術部分が残っている場合があるので、かなり前のことでも遠慮はいりません。
BOB関内では、「天然のものを選びたい」という想いだけでなく、「どんな髪色で日々を過ごしたいか」も大切に伺います。天然100%ヘナへの切り替えを検討中の方は、ハナヘナのあるメニューからご相談ください。今の髪に合った選び方を知ることが、納得して続けるための第一歩になります。
参考:ハナヘナ公式「ヘナ染めで黒髪を明るくできますか?」、ハナヘナ公式「ハーバルマホガニーの使い方」

